屏風とは部屋の仕切りなどに扱われるものですが、その歴史は古く、中国の漢の時代にはすでに風よけの道具として存在していました。
日本で最も古い屏風は、686年に朝鮮半島の新羅から献上されたものと考えられています。屏風には古代から唐絵や大和絵、水墨画など多くの屏風絵が描かれており、安土桃山時代から江戸時代にかけて城郭には必ずといって良いほど屏風が置かれ、それにより屏風絵は芸術としての地位を高めていきました。また、この時代には金地などの豪華な屏風が沢山作られました。日本においての屏風絵は、季節の変化を表現しているものが多く、主に右から左に向かって季節が移り変わっていきます。また、正面から鑑賞するだけではなく、視点を変えることで絵に変化が生まれ、楽しめるように工夫が施されています。
阪神古美術では、屏風だけではなく、掛け軸や横額などの鑑定、買取も行っております。もし、気になる品物をお持ちでしたら、一度、お問い合わせ頂ければと思います。
・菱川師宣 ・山崎龍女 ・石川流宣 ・杉村治兵衛 ・鳥居清信 ・懐月堂安度 ・懐月堂度繁 ・宮川長春 ・西川祐信
・奥村政信 ・石川豊信 ・礒田湖龍斎 ・勝川春章 ・歌川豊春 ・酒井抱一 ・喜多川歌麿 ・鳥高斎栄昌 ・東洲斎写楽
・歌川豊国 ・十返舎一九 ・葛飾北斎 ・菊川英山 ・歌川広重 ・歌川国輝 ・歌川国輝 他
こちらの品物は、京都からのご依頼がありまして、是非買い取って欲しいというお話でお譲りいただいた、江戸時代末期、唐美人の図の横額になります。たいへん良い品物で、唐の時代の風景が描かれています。この品物は江戸時代に描かれたものですが、画風などは日本画というよりも中国絵画のようなタッチで表現されています。
他にも翡翠や水晶、掛け軸などもお譲り頂き、どれも貴重な品々ばかりで、このような銘品に出会えたことに、とても嬉しく思います。
唐美人図とは当時の美しい美女を描き出した図のことを言います。この当時の美人の条件は、まず黒く、雲のように多い髪を持つことが第一条件だったようです。前述の品物を見ていただいてもわかるように全ての女性が長髪で、当時、人気があったであろう形の髷にしています。また目は大きくて黒くあることや眉は剃り落して眉墨で細く描いていたりなど、いろいろな条件があります。また、体型などで言われるのは昔はふくよかな女性が好まれるなどとよく言われますが、そのようなわけではなく、その時折の流行によって変動していたようです。このような事を考えますと、今も昔もあまり変わらないのではないかと少しばかり考えます。
楊貴妃図」高久靄崖筆
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貂蝉
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