大阪の西洋アンティークなど骨董品買取専門店「阪神古美術」

　そもそもアンティークという言葉はフランス語で”骨董品”という意味になります。語源や言葉的に正しくはフランスの骨董品を示すのが正しいのだと思いますが、日本では、西洋の骨董品を総称して西洋アンティークと呼んでいます。物品のジャンルとしては、陶器や家具、ブランドの食器などが有名ですが、中には人形や洋服なども取引されることがあり、需要と人気があるものであれば高額な価格がつきます。中でも陶器や食器は、ガレ、バカラ、マイセンなどの有名な作家のものであれば、驚くほど高額な値段で取引されます。
　西洋アンティークは古ければ古いほど歴史的価値が非常に高くなります。高価なものであっても、どれだけの年数がたっているかによって価格が大きく変動します。気になる品を持っていたとしても、いつの時代のものなのか把握しておき、高く売れる時期を待つこともあります。高価なものでもないのに、とても古いものであったため、高額な値段で取引されたケースもあります。
　西洋アンティークだろうと思われるものがありましたら、どれくらいの年数が経っているのか、一度鑑定するのをお勧めします。もし、お手元に気になる物品がございましたら一度ご連絡いただければと思います。

ティファニー　ランプ

　当店にお持込み頂きました、ティファニーのランプです。このようなランプは、中国などで作られた樹脂製の模造品が多いのですが、こちらは本物です。独特の重量感で本物だと判断できますが、やはり決定的な差はその美しさにあります。全体から放つ重厚感やランプの傘の内側がティファニーカラーで輝いているさまは、とても感動します。
　また、ランプの形状から、とても初期に造られたものと考えられますので、高価買取をさせていただきました。このような銘品に巡り会えたことに心より感謝しております。

　世界的に有名なブランドであるティファニーは、宝飾品や銀製品だけではなく、食器やランプなど様々なジャンルでも世界的に人気があります。1837年に創業しており歴史も古く、品によっては西洋アンティークとしても価値があり、とても高額な値段で取引されることもあります。ティファニーはチャールズ・ルイス・ティファニーとジョン・B・ヤングという人物がティファニー・アンド・ヤングという会社を設立したのが前身となっています。
　ニューヨークのブロードウェイ259番地に初めの店舗が置かれ、当時では一般的であった時価ではなく、「各商品に値札をつけ値引き交渉に応じない」というポリシーを貫いていました。　現在の会社は1853年にチャールズ・ルイス・ティファニーが会社の全権を握ったことでできました。この時にカンパニーカラーであるティファニーブルーが使用されます。

チャールズ・ルイス・ティファニー
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